洗車後に拭き上げたのに、ミラーやグリルから水が垂れてくる。そんなときの補助になるのが、風で水滴を飛ばすブロワーです。
選ぶ際は、風の強さだけでなく、電源の取り方と、電池・充電器を含めた購入費用を確認しましょう。
この記事では、洗車後の水滴飛ばしに検討できるブロワーを5機種紹介します。メーカー公表仕様に基づく比較で、全機種を同じ車で実測したランキングではありません。
ブロワーが役立つのは、タオルが入りにくい部分に残った水滴を外へ出す作業です。
例えば、ミラー周辺、グリル、エンブレム周辺などが対象になります。
一方で、ボンネットやドアなどの広い面を含め、車全体をブロワーだけで乾かそうとすると、時間や電池を多く使うことがあります。
基本は「広い面はタオル、細部の水滴はブロワー」と分担して考えると選びやすくなります。
充電式とコード式、どちらを選ぶ?
| 比較項目 | 充電式 | コード式 |
|---|---|---|
| 電源 | 対応する電池が必要 | AC100Vのコンセントが必要 |
| 車の周囲での移動 | コードを引かずに移動できる | コードの取り回しが必要 |
| 使用時間 | 電池容量や風量に左右される | 電池切れの心配がない |
| 費用の確認 | 本体・電池・充電器の合計 | 本体と必要な延長コードなど |
すでに対応する電池と充電器を持っているなら、同じメーカーの充電式が候補になります。
電池を持っておらず、自宅でコンセントを使える場合は、コード式も含めて総額を比べましょう。
洗車用ブロワー5機種の比較
| 商品・型番 | 電源 | 掲載商品の電池・充電器 | 選ぶポイント |
|---|---|---|---|
| マキタ UB185DZ | 18V充電式 | 別売 | 対応するマキタ電池を持っている |
| HiKOKI RB18DC(NN) | 18V充電式 | 別売 | 対応電池の活用と風量調整 |
| HiKOKI RB36DB(NN) | 36V充電式 | 別売 | 小型の本体と細部の作業 |
| 京セラ BL-3500 | AC100V | 不要 | 自宅のコンセントで使う |
| マキタ UB1103 | AC100V | 不要 | コード式で風量を調整する |
電池は、同じメーカーでもすべて共通ではありません。購入前に、本体と電池の適合を確認してください。
1.マキタ 充電式ブロワ UB185DZ
マキタの18V充電式ブロワです。対応する18V電池と充電器を持っている人の候補になります。
コードを引かずに車の周りを移動できるため、離れたコンセントから配線したくない場合にも検討できます。
この記事で紹介するUB185DZは本体のみで、電池と充電器は別売です。対応する電池・充電器を持っていない場合は、両方を含めた購入総額で比較してください。販売店独自のセット商品を選ぶ場合も、付属する電池の型番と充電器の有無を確認しましょう。
2.HiKOKI コードレスブロワ RB18DC(NN)
風量の3段階調整と、スイッチの引き加減による無段変速に対応した機種です。
使う場所に合わせて風を調整したい人や、対応するHiKOKIの電池を持っている人に向いています。
掲載する「NN」は電池・充電器別売です。同じRB18DCでもセット内容や付属ノズルが異なる商品があるため、型番末尾まで確認しましょう。
3.HiKOKI コードレスブロワ RB36DB(NNB)
スリムな本体と、3段階の風量切り替えが特徴の36V機種です。
車全体を一気に乾かす目的より、取り回しを重視して細部の水滴を処理する使い方の候補になります。
対応するマルチボルト蓄電池が必要で、18V専用電池では使えません。掲載するRB36DB(NNB)はストロングブラックの本体のみの商品で、電池と充電器は別売です。購入前に、手持ちの電池との適合を確認してください。
4.京セラ ブロワ BL-3500
家庭用のAC100V電源で使用するコード式ブロワです。電池と充電器を用意せず、自宅で使いたい人の候補になります。
メーカーも洗車後の水滴飛ばしを用途として案内しています。電源コードは4.6mですが、コンセントの位置によっては車の反対側まで届かないため、洗車場所で必要な長さを確認しましょう。
一定速タイプなので、無段階の風量調整を重視する場合は次のUB1103と比較してください。
5.マキタ ブロワ UB1103
AC100Vで使用する、無段変速対応のコード式ブロワです。
自宅のコンセントを使いながら、作業場所に応じて風量も調整したい人に向いています。電池の充電状態を気にせず使える一方、車の周囲でコードを引き回す必要があります。
コードがボディに触れたり、タイヤ付近に引っかかったりしないよう、配線する位置も考えて選びましょう。
洗車後にブロワーを使う手順
シャンプーを十分にすすぎ、水をかける作業を終える。
広い面の水滴を、清潔な吸水タオルで取り除く。
ブロワーの吸気口とノズルに、砂や汚れがないか確認する。
ノズルを車体から離し、ミラーやグリル周辺の水滴を外へ飛ばす。
周囲に飛び散った水滴を、タオルで回収する。
風量を調整できる機種は、弱い設定から様子を見て使いましょう。
ノズルを車体に接触させたり、ゴムのシール部分や電装部品の隙間へ近距離から強く吹き込んだりする使い方は避けてください。
購入前に確認したい注意点
風速の数字だけでは比較しない
風速・風量は、ノズルの有無や装着する電池など、測定条件が異なります。
数字の大きさだけで「洗車に一番向いている」と決めず、持ちやすさ、電源、風量調整、購入総額を合わせて考えましょう。
ブロワー本体や電源を濡らさない
水滴を飛ばす用途でも、本体を水で洗ったり、水を吸い込ませたりしてよいわけではありません。
濡れた手でプラグを扱わず、コード式では接続部分を水たまりに置かないようにしてください。使用できる環境と取り扱いは、各製品の説明書に従います。
地面の砂を車へ飛ばさない
ノズルを地面へ向けると、砂や小石を巻き上げることがあります。
車体へ飛ばさない向きで使い、周囲の車や人にも配慮しましょう。住宅地では、音が気になる早朝や夜間の使用も避けたいところです。
タオルを用意したうえで、必要な場所に使う
ブロワーは、タオルでは取りにくい水滴を処理する補助道具です。
まずは吸水タオルで広い面を拭き上げ、その後も細部から垂れてくる水が気になる場合に導入を検討すると、目的に合った選び方ができます。
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