アルファードなど背の高い車を洗うと、ルーフの中央に手が届きにくく、洗浄や拭き上げで困ることがあります。
洗車台を選ぶときは、天板の高さ・足を置く広さ・車の横に設置できる大きさを一緒に確認することが大切です。
高い台を買えば、自分の車を無理なく洗えるとは限りません。台の高さが足りていても、車の横に置けなかったり、収納場所に収まらなかったりすることがあります。
この記事では、40アルファードの洗車で感じたポイントと、メーカー公表仕様で比較した洗車台5商品を紹介します。ほかのミニバンやSUVでも、選ぶ際の確認項目は共通です。
実際に使用した足場台は1台です。以下の5商品すべてを使用した比較ではなく、使用体験と製品仕様を分けて紹介しています。
実例|40アルファードで困ったルーフ中央の拭き上げ
40アルファードを洗っていて困ったのは、ルーフ中央に残った水滴を拭き取るときでした。
端には手が届いても、中央へタオルを動かそうとすると腕を伸ばす必要があり、体がボディに触れそうになることがありました。
足場台を使うようになってからは、地面から手を伸ばしていたときより、ルーフを作業しやすくなりました。
ただし、この経験から「何cmの台なら誰でも中央まで届く」とは言えません。身長だけでなく、腕の長さ、車の幅、車と台の距離によっても変わります。
私が選ぶときに重視したいのは、無理な背伸びや乗り出しをせず、届く範囲を落ち着いて洗えることです。
洗車台5商品の比較表
アルファードなど背の高い車の洗車で比較したい、横長の足場台を5商品紹介します。
以下は製品仕様に基づく比較です。天板寸法は、脚を開いた設置寸法ではなく、足を置く面の「長さ×幅」を示しています。
| 商品 | 天板高さ | 天板の長さ×幅 | 比較したいポイント |
|---|---|---|---|
| 長谷川工業 DRX-1075c | 75cm | 100×30cm | 長さ100cmの固定式 |
| アルインコ PXGV-910FK | 80cm | 88.1×30cm | 足裏感知板付き |
| ピカ DWD-K808B | 83cm | 82.5×30cm | 収納時の長さ89cm |
| 長谷川工業 DRSW-1000c | 65~96cm | 100×42cm | 高さ調整・幅広天板 |
| 長谷川工業 DRX-1098c | 98cm | 100×30cm | 高さ98cmの固定式 |
寸法はメーカー公表仕様に基づきます。同じ型番でも販売店によって送料・付属品・配送条件が異なる場合があります。商品代金だけでなく、自宅への配送可否と支払総額も確認してください。
1.長谷川工業 DRX-1075c|高さ75cm・天板の長さ100cmを基準に選びたい人に
天板高さ75cm、天板寸法100×30cmの固定式足場台です。重量は5.2kgで、収納時は長さ103cm・幅44cm・厚み18cmになります。
高さ調整が不要で、天板の長さと持ち運びの両方を確認して選びたい人の候補です。
注意したいのは、高さ75cmで自分の作業範囲に届くかどうか。 アルファードに使う場合でも、身長や台を置く位置によって作業姿勢が変わります。届かない部分へ無理に乗り出さず、必要に応じて台を移動しましょう。
2.アルインコ PXGV-910FK|高さ80cmと収納サイズを比較したい人に
天板高さ80cm、天板寸法88.1×30cmの足場台です。重量は5.3kg。台の端を足裏で感じ取るための足裏感知板を備えています。
DRX-1075cより天板は短く、高さは5cm高い仕様です。収納時の長さは92.5cmなので、収納場所に合わせて比較できます。
足裏感知板があっても、転落を完全に防げるわけではありません。 足元を確認しながら使用し、台の端から身を乗り出さないようにしてください。
3.ピカ DWD-K808B|収納時の長さを抑えたい人に
天板高さ83cm、天板寸法82.5×30cmの足場台です。メーカー公表の収納寸法は、長さ89cm・奥行47cm・高さ18.5cmです。
今回の5商品の中では収納時の長さが短く、物置などの収納スペースに制約がある場合の比較候補になります。
収納性を優先する場合も、天板の広さは確認してください。 長さ100cmの製品より作業面が短いため、収納しやすさと、足を置く面の広さを合わせて判断しましょう。
4.長谷川工業 DRSW-1000c|高さ調整と幅広の天板を重視する人に
天板高さを65~96cmで調整できる足場台です。天板寸法は100×42cmで、今回のほかの4商品より幅があります。
重量は7.9kg。高さ調整や天板の幅を重視する一方、持ち運びの負担も考えて選びたい商品です。
複数の人で使う場合や、作業に合わせて高さを変えたい場合の候補になります。 使用前には脚の伸縮部分とロックを確認し、安定して設置できる場所で使ってください。
5.長谷川工業 DRX-1098c|高さ98cmが必要な作業条件の人に
天板高さ98cm、天板寸法100×30cmの固定式足場台です。重量は6.0kg。設置寸法は幅48cm・奥行154cmなので、車の横に置けるか確認が必要です。
低い台では作業しにくい場合の比較候補ですが、高さだけを理由に選ばないことが大切です。
昇り降りへの不安や、車の横のスペースも判断材料になります。 高い台でも無理な姿勢が必要なら、台の位置や洗車道具を見直し、届く範囲で作業しましょう。
洗車台を買う前に確認したい3つの寸法
天板高さ|身長だけで決めない
洗車台の高さは、車高から自分の身長を引くだけでは決められません。
ルーフの端を洗うのか、中央までタオルを動かすのかでも、必要な姿勢が変わります。また、車の横へどこまで台を近づけられるかも関係します。
数値だけで届くと断定せず、可能なら販売店で実物の高さや昇り降りを確認しましょう。
設置寸法|脚を開いた状態で車の横に置けるか
天板が置ける幅があっても、脚を開くと収まらないことがあります。
例えばDRX-1075cは、天板が100×30cmなのに対し、設置外寸は142×44cmです。DRSW-1000cは、高さによって設置外寸も変わります。
駐車場では、車と壁の間だけでなく、昇り降りする場所まで確保できるか確認してください。
収納寸法|使う場所まで運び出せるか
収納する場所に入ることと、毎回取り出しやすいことは別です。
物置の奥へ入れるのか、車に積んで運ぶのかによって、適したサイズは変わります。折りたたんだ長さ・幅・厚みに加えて、持ち運ぶ経路も確認しておくと選びやすくなります。
普通の脚立と、横長の洗車台はどう違う?
「洗車用脚立」として探すと、脚立・踏み台・横長の足場台が一緒に表示されることがあります。
この記事で比較しているのは、横長の天板を作業面として使う足場台です。一般的な脚立では天板に立てない製品もあるため、名前や見た目だけで選ばず、製品の使用方法を確認してください。
また、横長の天板でも、端まで歩いて遠くへ手を伸ばす使い方は避けましょう。届かない部分は、地面に降りてから台を移動して作業します。
洗車中は足元と台の固定を確認する
使う前には、脚や天板の破損、ロックの状態、脚の接地を確認します。
洗車では水や洗剤が周囲に広がるため、足元が滑る状態になっていないかにも注意してください。取扱説明書に従い、安定して設置できない場所では使用しません。
台の上に別の踏み台を重ねたり、車体へ体重を預けて遠くを洗ったりせず、届く範囲で作業しましょう。
ルーフ中央の洗浄方法を見直したい場合は、アルファードの洗車に使う伸縮モップの比較も参考にしてください。
拭き上げ用の道具は、洗車タオルの選び方で紹介しています。
注文時は型番・販売単位・配送条件も確認する
サイズ違いの商品が同じ販売ページに並んでいることがあります。注文前に、型番と選択した高さが一致しているか確認してください。
また、販売店によっては法人限定や個人宅配送不可の条件があります。商品価格だけでなく、送料と自宅へ届けてもらえるかも確認しましょう。
今回紹介した商品のうち、長谷川工業のメーカー掲載ページにも個人宅配送に関する制限が記載されています。小売店で購入する場合は、その店舗の配送条件を確認してください。
洗車台は高さ・広さ・持ち運びの順で絞る
固定式を比較するなら、まずDRX-1075c・PXGV-910FK・DWD-K808Bの高さと収納寸法を見比べてください。
高さ調整と天板の幅が必要ならDRSW-1000c、高さ98cmが必要な作業条件ならDRX-1098cが比較候補になります。
どの商品でも、購入前に確認したいのは、無理な姿勢にならないか、駐車場に置けるか、毎回持ち運べるかの3点です。
車種名だけで選ばず、自分の体格と洗車場所に合うものを選びましょう。
車関連の内容は、こちらの記事にもまとめています。

