クラフトビールおすすめランキング|人気の銘柄と選び方を解説

クラフトビール おすすめ

「クラフトビールは種類が多すぎて選べない」「普通のビールと何が違うのかわからない」という方もいるでしょう。

クラフトビール選びで大切なのは、人気や価格だけで決めず、自分が楽しみたい香りや味を基準にすることです。

一般的な市販ビールには、爽快感や飲み飽きにくさを重視した商品が多くあります。一方、クラフトビールは、ホップ、麦芽、酵母、副原料などの特徴を生かした個性的な味を楽しめます。

代表的な選び方は次のとおりです。

  • 柑橘系の香りと苦味を楽しみたいならIPA
  • 香りと苦味のバランスを求めるならペールエール
  • 苦味を抑えたいならホワイトエールやヴァイツェン
  • コクや香ばしさを味わいたいならスタウト
  • 食事と気軽に合わせたいならピルスナー

クラフトビールに絶対的な正解はありません。さまざまな銘柄を飲み比べ、自分の好みを探せることが魅力です。

最初から希少品や高額商品にこだわる必要もありません。スーパーやコンビニで購入できる定番のクラフトビールから始めても、原料や製法による違いを十分楽しめます。

クラフトビールとは?普通のビールとの違い

日本では「クラフトビール」という言葉に、酒税法上の統一された定義はありません。一般的には、醸造所のこだわりや地域性、独自のレシピなどを反映した個性的なビールを指します。

小規模な醸造所が造るビールというイメージがありますが、現在は規模の大きなメーカーもクラフト感のある商品を展開しています。そのため、製造規模だけで判断するより、ビアスタイルや味の設計を見るほうが実用的です。

クラフトビールの特徴

クラフトビールでは、原料や製法の個性がわかりやすく表現されています。

  • ホップの品種を生かした柑橘や花のような香り
  • 麦芽の甘味やロースト感
  • 酵母が生み出すバナナやスパイスのような香り
  • 果物、ハーブ、香辛料などを使った味
  • 地域の農産物や水を生かした商品

例えば、同じIPAでも、グレープフルーツのように爽やかなものから、松やハーブを連想させる力強いものまであります。色だけでは味を判断できない点も、クラフトビールのおもしろさです。

一般的な市販ビールとの違い

一般的な市販ビールには、すっきりした喉越しを楽しめるピルスナータイプが多く見られます。食事に合わせやすく、味の安定性や購入しやすさに優れているのが特徴です。

一方、クラフトビールでは、香り、苦味、甘味、酸味などの一部分をあえて目立たせることがあります。そのため、好みに合えば強く印象に残りますが、選び方を間違えると「苦すぎる」「香りが独特」と感じることもあります。

なお、クラフトビールにもピルスナーはあり、大手メーカーにもエールタイプの商品があります。「クラフトビール=エール」「一般的なビール=ラガー」と単純に分けられるわけではありません。

主なクラフトビールの種類

クラフトビールを選ぶときは、商品名より先にビアスタイルを見ると味を想像しやすくなります。

  • IPA:ホップの華やかな香りと強い苦味
  • ペールエール:香り、苦味、麦芽のバランスが良い
  • ホワイトエール:小麦由来の柔らかな口当たりと爽やかな香り
  • ヴァイツェン:バナナやクローブを思わせる酵母由来の香り
  • スタウト:焙煎麦芽によるコーヒーやカカオのような風味
  • ピルスナー:爽快感があり、食事に合わせやすい
  • フルーツビール:果物の甘味や酸味を楽しみやすい

より詳しい分類を知りたい方は、「ビールの種類一覧|ラガー・エールの違いをわかりやすく解説」も参考になります。

初心者は、ペールエール、ホワイトエール、ヴァイツェンなどから始めると、一般的なビールとの違いをつかみやすいでしょう。

初心者でも失敗しないクラフトビールの選び方

クラフトビールは種類が多いため、人気銘柄を無条件に選ぶと好みに合わないことがあります。香り、苦味、飲む場面の3点から絞り込むのがおすすめです。

① 香りの好みで選ぶ

クラフトビールの魅力をわかりやすく感じられるのが香りです。

ラベルや商品説明に記載された表現から、次のように選んでみましょう。

  • グレープフルーツ、レモン、オレンジ:爽やかな香り
  • マンゴー、パッションフルーツ:華やかで南国果実のような香り
  • バナナ、リンゴ:甘く柔らかな香り
  • コーヒー、カカオ、キャラメル:香ばしく濃厚な香り
  • ハーブ、松、樹脂:ホップの個性が強い香り

「フルーティ」という表現があっても、甘いとは限りません。香りは果実のようでも、飲むとしっかり苦いIPAもあります。甘味を求める場合は、香りだけでなく苦味や味わいの説明も確認してください。

② 苦味の強さで選ぶ

ビールの苦味は主にホップから生まれます。苦味が苦手な方は、ホワイトエールやヴァイツェンなど、小麦を使ったタイプから始めると選びやすいでしょう。

適度な苦味を楽しみたい場合はペールエール、力強い苦味を求めるならIPAが候補になります。

苦味の目安としてIBUという数値が表示される商品もあります。一般的には数値が高いほど苦味成分が多いことを示しますが、実際の感じ方は麦芽の甘味やアルコール度数、香りとのバランスによって変わります。

IBUだけで味を断定せず、商品説明と合わせて判断するのがポイントです。

③ 飲むシーンや料理で選ぶ

クラフトビールは、飲む場面を決めると選択肢を絞りやすくなります。

  • 食事全体に合わせる:ピルスナーやペールエール
  • リラックスタイムに飲む:ホワイトエールやヴァイツェン
  • 肉料理や揚げ物と合わせる:IPA
  • デザートと楽しむ:スタウトやフルーツビール
  • 数種類を飲み比べる:味の異なる少量セット

味が繊細な料理に苦味の強いIPAを合わせると、料理の風味を隠してしまう場合があります。白身魚やサラダにはホワイトエール、スパイス料理や濃い味の肉料理にはIPAというように、味の強さをそろえるとバランスが取りやすくなります。

ビアスタイル香り・味の特徴苦味の傾向合わせやすい料理初心者向け
ピルスナー爽快でキレがある穏やか〜中程度餃子、焼き鳥、枝豆選びやすい
ペールエール柑橘系の香りと麦芽のコク中程度唐揚げ、ピザ、ソーセージ選びやすい
ホワイトエールフルーティで爽やか穏やかサラダ、魚介、鶏料理特におすすめ
ヴァイツェンバナナのような甘い香り穏やかソーセージ、チーズ特におすすめ
IPA華やかなホップ香強め肉料理、カレー、揚げ物苦味好き向け
スタウトコーヒーやカカオのような香り商品により異なる煮込み料理、チョコレートコク好き向け

個性がわかりやすいクラフトビールおすすめランキング3選

ここでは、クラフトビールらしい個性、知名度、味の違いのわかりやすさを基準に3銘柄を選びました。

3本は味の方向性が大きく異なります。苦味を求める方、爽やかな香りを楽しみたい方、柔らかな口当たりを好む方のそれぞれに合う構成です。

第1位:インドの青鬼

インドの青鬼は、グレープフルーツを思わせる華やかな香りと、力強い苦味が特徴のIPAです。

アルコール度数は7.0%。一般的なビールより飲み応えがあり、苦味とコクをはっきり感じられます。初心者向けの軽いビールではありませんが、IPAらしさを体験したい方にはわかりやすい一本です。

苦味が強いため、最初は単独で飲むより、唐揚げ、スペアリブ、カレーなど味の濃い料理と合わせるのがおすすめ。料理の脂やスパイスに、ホップの苦味と香りが負けません。

冷蔵庫から出した直後より、グラスに注いで少し温度が上がったほうが華やかな香りを感じやすくなります。ただし、度数が高いため、飲みやすさだけでペースを上げないよう注意してください。

第2位:常陸野ネストビール ホワイトエール

常陸野ネストビール ホワイトエールは、小麦麦芽にオレンジピール、コリアンダーシード、ナツメグなどを組み合わせたビールです。

ハーブや柑橘を思わせる爽やかな香りと、小麦由来の柔らかな口当たりが楽しめます。アルコール度数は5.5%。IPAほど苦味が目立たないため、一般的なビールの苦味が苦手な方にも試しやすいでしょう。

サラダ、白身魚、カルパッチョ、蒸し鶏など、軽めの料理と好相性です。香辛料を使用していますが、辛いビールという意味ではありません。スパイスは味を辛くするというより、香りに奥行きを与える役割を持っています。

ふくろうのラベルも印象的で、家飲みだけでなく、クラフトビールが好きな方へのちょっとした贈り物にも向いています。

第3位:COEDO 白-Shiro-

COEDO 白-Shiro-は、小麦麦芽と酵母が生み出すフルーティな香りを楽しめるヘッフェ・ヴァイツェンです。

リンゴやバナナを思わせる香り、控えめな苦味、無濾過ならではの滑らかな口当たりが特徴。アルコール度数は5.5%、苦味の目安となるIBUは10です。

苦味を抑えながらも、小麦と酵母によるコクを感じられます。ビールが苦手な方の入門用としても選びやすく、ソーセージ、クリームチーズ、鶏料理などと合わせやすい一本です。

酵母を残した無濾過ビールのため、にごりや沈殿が見られることがありますが、商品特性によるものです。要冷蔵商品なので、購入後は常温で放置せず、冷蔵庫で保管してください。

まずは1本試して自分の好みを見つけよう

クラフトビールは専門知識がないと楽しめないお酒ではありません。次の3点だけ覚えておけば、最初の一本を選びやすくなります。

  • 香りの説明から好みに近いものを探す
  • 苦味が苦手ならホワイトエールやヴァイツェンを選ぶ
  • 料理や飲む場面に合わせてビアスタイルを決める

今回の3銘柄なら、苦味を楽しみたい方にはインドの青鬼、爽やかな香りを求める方には常陸野ネストビール ホワイトエール、柔らかな口当たりを重視する方にはCOEDO 白-Shiro-が候補になります。

最初からケースで購入すると、好みに合わなかった場合に余ってしまいます。まずは1本、または複数のスタイルが入った飲み比べセットから試す方法がおすすめです。

クラフトビールは、同じ銘柄でも温度やグラスによって香りの感じ方が変わります。缶や瓶から直接飲んだ後、グラスに注いで比較するのも小さな実験のようで楽しめます。

自分が「柑橘系の香りが好き」「苦味は弱いほうがよい」「麦芽のコクを楽しみたい」と説明できるようになれば、次の一本はさらに選びやすくなるでしょう。

よくある質問

クラフトビールは普通のビールより高いのですか?

一般的な市販ビールより高い商品が多い傾向にあります。小規模生産、原料へのこだわり、流通量、冷蔵配送などが価格に影響するためです。

ただし、高価なほど好みに合うとは限りません。初めは1本単位や飲み比べセットを利用すると、購入の失敗を減らせます。

クラフトビールはすべて苦いですか?

すべてが苦いわけではありません。IPAには苦味の強い商品が多い一方、ホワイトエールやヴァイツェンには苦味が穏やかな銘柄があります。

苦味が苦手な方は、商品説明に「フルーティ」「滑らか」「苦味控えめ」と書かれたものから試してみましょう。

クラフトビールは冷蔵保存が必要ですか?

商品によって異なります。常温で流通できるものもありますが、COEDO 白-Shiro-のように要冷蔵と指定された商品もあります。

ラベルやメーカーの商品情報を確認し、直射日光や高温を避けてください。要冷蔵商品は購入後すぐに冷蔵庫へ入れましょう。

クラフトビールに賞味期限はありますか?

市販のクラフトビールには賞味期限が表示されています。期限内でも、保存環境が悪いと香りや味が変化する場合があります。

特にホップの香りを特徴とするIPAは、購入後に長期間保管せず、適切に保存して早めに楽しむのがおすすめです。

クラフトビールはどのグラスで飲めばよいですか?

専用グラスがなくても、清潔な透明グラスがあれば楽しめます。香りを感じたい場合は、飲み口が少し狭く、中央が膨らんだ形が向いています。

泡や色も商品の特徴なので、缶や瓶から直接飲むより、グラスに注ぐと違いがわかりやすくなります。

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