子ども連れで車を選ぶとき、気になるのは「ベビーカーが入るか」だけではありません。乗る人数を変えずに積めるか、買い物袋を追加できるか、目的地ですぐ降ろせるかまで確認したいところです。
私の40系アルファードでは、ApricaのA型ベビーカーを積み、横に買い物袋や子どもの荷物を置けました。3列目を使った状態でも積載できた経験があります。
ただし、A型という分類だけでは折りたたみサイズは分かりません。同じ40系でも、ベビーカーの機種と3列目の位置によって残るスペースは変わります。 この記事では私の積載経験を紹介したうえで、購入前の確認方法と荷室用品の選び方を整理します。
ベビーカーは積めたが、3列目の位置まで合わせて確認したい
車の荷室が広くても、いつもの乗車人数で使える状態でなければ意味がありません。例えば、3列目を前へ移動して積めたとしても、そこに座る家族の足元が窮屈になれば調整が必要です。
私が便利だと感じたのは、ベビーカーを積んだ後にも小さな荷物の置き場所を作れたことでした。ただし、ベビーカー・大型スーツケース・アウトドアワゴンが、どんな配置でも同時に入るという意味ではありません。
確認は「座席を決める→ベビーカーを置く→残りの荷物を足す」の順番にすると、普段の使い方とのずれを減らせます。
| 確認するもの | 見る場所 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| ベビーカーの収納時寸法 | 幅・奥行き・高さの最大部分 | タイヤ、ハンドル、付けたままのホルダーも含める |
| 3列目の使用状態 | スライド位置と背もたれの角度 | 荷室のために足元を狭くしていないか |
| 荷室の開口部 | 積む途中で通す場所 | 中に置けても、傾けないと通らない場合がある |
| バックドアとの間隔 | ベビーカーの上端・取っ手周辺 | 開いているときの見た目だけで判断しない |
| 残った床面 | 旅行バッグや買い物袋の置き場所 | ベビーカーを取り出すための手の入る場所も必要 |
販売店で確認できるなら、普段使っているベビーカーとバッグを持参するのが分かりやすい方法です。空の荷室を見ただけでは、出し入れする動作までは分かりません。
3列目を使う日は、先に乗る人の座る位置を決めます。その状態で収納時のベビーカーを置き、バックドアや荷室の内張りに無理がかからないか確認します。
3列目を格納する日は、広くなった床面だけでなく、格納したシートや固定部分への接触も見ます。使える空間が増えても、荷物を高く積み上げてよいわけではありません。
2台のベビーカーや二人乗りタイプについては、今回の積載経験から「入る」とは判断できません。両方の実物、または収納時の最大寸法を用意して確認してください。
ベビーカーと一緒に使う荷室用品5選
買い足すものは、困っていることから選ぶと無駄が出にくくなります。床の泥汚れならマット、タイヤから隣のバッグへ汚れが移るならカバー、小物が散らばるなら収納箱が候補です。
以下は用途の異なる5点です。すべてを積みっぱなしにすると、かえってベビーカーの出し入れを妨げます。
| 商品 | 向いている困りごと | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| LANBO LM188 | 荷室の床に砂や泥が付く | 車両型式、床面形状、既存マット |
| FIELDOOR アルミコンテナ | 予備の着替えなどが散らばる | 外寸とふたを開ける空間 |
| HONGGE 120Lキャリーワゴン | 駐車場から荷物を運ぶのが大変 | 折りたたみ寸法と現地の利用ルール |
| スケーター BCTC1 | タイヤが隣の荷物を汚す | ベビーカーの形状と収納時寸法 |
| シュアラスター S-132 | 積む前に水分や軽い汚れを拭きたい | 用途別に使い分けられる枚数 |
1.LANBO 3Dラゲッジマット LM188|床面の汚れをまとめて手入れしたいときに
ベビーカーのタイヤが触れる床を保護したい場合の候補です。TPE素材で、取り外して水洗いできる仕様です。
掲載商品の適合表にはAAHH40W・45W、AGH40W・45Wが記載されています。40系という呼び方だけで判断せず、車検証の型式と商品ページを照合してください。PHEVなど、記載のない型式への適合は販売店へ確認が必要です。
選ぶ際は、マットを敷いた状態で荷室の収納を開けられるか、普段の座席位置で端が浮かないかも確認したいところです。敷けば清掃不要になるものではなく、砂を捨てて乾かし、元に戻すための道具と考えると使い方が明確になります。
2.FIELDOOR アルミコンテナボックス|車に残す予備用品を一つにまとめたいときに
着替えやタオルなど、荷室に置く予備用品をまとめたい場合の候補です。ここで紹介するのは折りたたみ式ではなく、形のしっかりしたアルミ製コンテナです。
Sサイズは外寸約52×32×24cm、容量約28L。M・Lもありますが、ベビーカーと併用するなら容量だけで大きいものを選ばず、残る床面に収まるかを先に確認しましょう。
ふたの上に別のバッグを載せると、中身を出すたびに荷物を動かすことになります。すぐ使うおむつや飲み物は別のバッグに分け、こちらには予備品を入れる使い方が考えられます。
3.HONGGE 120Lキャリーワゴン|現地で荷物を運ぶ距離が長いときに
公園やキャンプ場で、駐車場からバッグやレジャー用品を運びたい場合の候補です。ベビーカーの積載を助ける道具ではなく、到着後の荷物運びを分担するために選びます。
掲載商品は折りたたみ式ですが、車に入れる際はタイヤやハンドルを含む収納時の寸法を確認してください。「120L」は使用時の容量なので、その数字から荷室に収まるかは判断できません。
旅行のたびに持っていくより、運動会や荷物の多い公園遊びなど、使う予定のある日に積む方が日常の荷室を空けられます。ここでは荷物運搬用として紹介しており、子どもの移動には適切なベビーカーを使ってください。
4.スケーター ベビーカー用タイヤカバー BCTC1|バッグへの汚れ移りを抑えたいときに
折りたたんだベビーカーの下側を覆うカバーです。床にマットを敷いていても、タイヤが隣の買い物袋へ触れる場合は、汚れる側を覆う方法が役立ちます。
本体は約縦35×横70×奥行40cm。A型・B型兼用の案内がありますが、二人乗りや3輪タイプなど、形状によって使えない場合があります。所有する機種と比較してから選んでください。
はっ水加工であり、防水仕様ではありません。濡れたまま長く包み込まず、帰宅後に外して乾かします。また、装着した状態でベビーカーを引きずる使い方は避けてください。
5.シュアラスター マイクロファイバークロス S-132|積み込み前後の拭き取り用に
約40×40cmのクロスです。ベビーカーのフレームに残った水分や、対応する内装部分の軽い汚れを拭く道具として候補になります。
使い方で大切なのは、タイヤの泥を拭いたものを、そのまま内装やガラスへ使わないことです。砂が付いたクロスは傷の原因になり得るため、用途を分け、汚れたら持ち帰って手入れします。
すでに清潔なクロスがあるなら、まずはそれを車内用に分ける方法でも構いません。追加する場合は「ベビーカー用」「内装用」と保管袋を分けると取り違えにくくなります。
積める広さと、取り出しやすい荷室は別に考える
私が荷室の余裕を便利に感じた一方で、車に物を残しやすくなる点は気になりました。予備の着替えやおもちゃが増えると、ベビーカーを降ろすために別の荷物を動かすことになります。
そこで、積載を考える際は次の順番で動作まで確認するのがおすすめです。
- 乗車する人の座席位置を決める。
- ベビーカーを折りたたみ、取り出す向きを決めて置く。
- 旅行中に使わない予備品を奥へまとめる。
- 休憩で使うバッグは、ベビーカーを降ろさず取り出せる位置にする。
- 荷物の固定と後方視界、バックドアとの干渉を確認する。
バックドアを閉める際は、荷物を押し込むために電動機構を使わず、十分な空間を確保します。子どもを抱いたまま無理に持ち上げるより、先に子どもの安全を確保してから両手で扱える流れを作る方が落ち着いて積み込めます。
立体駐車場では、車内に入るかだけでなく、ドアを開ける高さと車の後ろに立つ場所も確認が必要です。自宅の駐車場で、普段の停め方のまま出し入れできるか試しておくと、購入後の使い方を想像しやすくなります。
なお、マットの滑りにくさやベビーカーの車輪ロックだけで、走行中の荷物固定が完了するわけではありません。積み方と固定方法は、トヨタ取扱説明書「荷物を積むときの注意」および所有車の説明書を確認してください。
まとめ|いつもの人数と荷物で確認すると判断しやすい
私の40系アルファードでは、ApricaのA型ベビーカーに加えて、買い物袋や子どもの荷物を載せられました。ただし、その経験だけで別の機種や二人乗りベビーカーまで積載できるとはいえません。
購入前は、座席を普段の位置にした状態で、ベビーカーと外出用バッグを載せて確認するのが確実です。幅・奥行き・高さに加え、「何を先に取り出すか」まで考えると使いやすい荷室になります。
用品は、汚れる場所と探しがちな物から選びましょう。床の保護ならマット、タイヤの汚れ移りならカバー、予備用品の整理ならコンテナというように、最初の一つを決めると選びやすくなります。
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