40アルファードにチャイルドシートを取り付けるとき、「回転式は使える?」「前の座席に当たらない?」「2台付けても3列目へ乗れる?」と気になる方もいると思います。
選ぶ際に大切なのは、車内の広さだけではありません。車両への適合に加えて、回転時に必要な空間や、取り付け後の乗り降りまで確認する必要があります。
この記事では、40アルファードで確認したい取り付けのポイントと、比較候補となる回転式チャイルドシート5商品を紹介します。
商品紹介はメーカー公表仕様をもとにした比較です。掲載した5商品すべての実車取り付け・回転を検証した使用レビューではありません。
40アルファードで回転式チャイルドシートを選ぶときの結論
購入前には、次の順番で確認しましょう。
車の年式・型式・グレード・座席仕様に適合しているか
子どもの身長・体重・月齢が使用条件に合っているか
指定された取り付け状態で、回転操作に支障がないか
前席の運転姿勢や3列目への乗り降りを妨げないか
「ISOFIX対応」「360度回転」という表示だけで購入を決めないことがポイントです。
取り付け可能な座席や使用時の条件は、車両とチャイルドシートの組み合わせで確認します。トヨタの取扱説明書と、各メーカーの車種適合情報をあわせて確認してください。
回転できるかは、本体の幅だけでは判断できない
回転式チャイルドシートは、前向き・後ろ向きに固定したときと、横を向く途中とで必要な空間が変わります。
「本体の幅が座席に収まるから大丈夫」とは判断せず、以下を確認しましょう。
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 2列目のアームレスト周辺 | 回転途中に本体や操作部分が当たらないか |
| 前席の背もたれ周辺 | 後ろ向きで使う状態や回転途中に干渉しないか |
| ドア側 | ドアを閉めた状態で指定どおり使用できるか |
| 回転レバー周辺 | 子どもを乗せ降ろしする位置から操作できるか |
| 幌・ヘッドレスト周辺 | 使用する高さや角度でも周囲と干渉しないか |
可能であれば、購入前に販売店で実車への試着を相談すると判断しやすくなります。
その際は、前席を普段の運転位置に合わせて確認してください。前席を大きく前へ動かした状態だけで確認すると、普段の使い方との差が出てしまいます。
干渉する場合は、無理に回したり、クッションなどを挟んで取り付け位置を変えたりせず、メーカーへ確認しましょう。
取り付け位置は、乗せ降ろしと3列目の使い方で考える
1台設置する場合
まずはメーカーが取り付けを認めている座席を確認し、その中から普段の乗せ降ろしに合う位置を選びます。
確認したいのは、駐車場でどちら側のドアを使うか、保護者がどこに座るか、3列目をどの程度使うかです。
左右の使いやすさは駐車環境によって変わるため、「必ず運転席側」「必ず助手席側」と一律には決められません。
2台設置する場合
2列目に2台設置する場合は、それぞれの適合に加えて、設置後の移動経路を確認します。
停車中、3列目へ乗り降りする経路を確保できるか
それぞれの回転操作やベルト装着ができるか
指定された座席位置で、前席と3列目を使えるか
サポートレッグを説明書どおりに設置できるか
2列目が独立した2座席の仕様では、中央の空間を大人が座れる場所として考えることはできません。乗車人数と座席配置を先に決めてから商品を選びましょう。
回転式チャイルドシート5商品の特徴と購入前の確認点
以下は、特徴の異なる5商品の比較です。適合確認済みの商品ランキングではありません。
購入する型番・色を決めたうえで、メーカーの車種適合情報を確認してください。 品番は色によって異なる場合があります。
| 商品名・型番/品番 | 比較したい特徴 |
|---|---|
| コンビ クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JS | コンパクトさと回転・ベルト操作 |
| アップリカ クルリラ エックス プラス AB/2223438 | シートとベースを分離できる構造 |
| エールベベ クルットR グランス2/BF145 | 乗せ降ろし時の肩ベルトの扱いやすさ |
| サイベックス シローナ Gi i-Size/524002305 | 低座面設計とリクライニング |
| Joie アイ・スピン360 max キャノピー付/38540 | ジュニアシート段階までの使用 |
1.コンビ クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JS
型番:JS
車内スペースと、毎日の回転・ベルト操作を比較したい方の候補です。
360度回転に対応し、前向き・後ろ向きともに3段階のリクライニングが可能。横向きでの簡易ロックやマグネットバックルを備えています。
後ろ向きの使用範囲は身長40〜105cm。前向きは身長76〜105cmかつ月齢15カ月以上で、いずれも体重19kg以下が条件です。
ただし、メーカーも車種によって車内で回転できない場合があると案内しています。コンパクトという商品名だけで判断せず、回転途中の干渉まで確認しましょう。
2.アップリカ クルリラ エックス プラス AB
品番:2223438/グレー GR
シートとベースを分離できる構造が特徴です。別の車への付け替えを考えている方は、取り付け手順も含めて比較するとよいでしょう。
ドア側から操作する回転レバーに加え、乗せ降ろし時に横向きで止める簡易ロックを備えています。
後ろ向きは身長40〜105cm、前向きは身長76〜105cmかつ月齢15カ月以上。体重は19kg以下が条件です。
分離できることと、どの車にも取り付けられることは別です。複数の車で使う場合は、それぞれの車への適合を確認してください。
3.エールベベ クルットR グランス2
品番:BF145/カームネイビー
子どもを座らせるときの、肩ベルトの扱いやすさを比較したい方の候補です。
肩ベルトが持ち上がる「ジャンピングハーネス」を備えており、座らせる際にベルトをよける操作に配慮されています。
確認したいのは、回転操作だけでなく、保護者がドア側に立った状態でベルトを装着・調節しやすいかどうかです。
また、同じ新生児向け回転式でも、使える身長・体重や向きの切り替え条件は商品ごとに異なります。購入前にBF145の使用条件を確認してください。
4.サイベックス シローナ Gi i-Size
品番:524002305/ムーンブラックプラスJP
低座面設計を採用した、シートとベースが一体になったモデルです。子どもを抱き上げる高さや、乗せ降ろしの姿勢を比較したい方の候補になります。
身長40〜105cm、体重20kg以下が使用範囲。360度回転に対応し、前向き・後ろ向きともに5段階のリクライニングが可能です。
前向きへの切り替えには、月齢と身長の両方の条件があります。足元が窮屈そうに見えるという理由だけで、早く前向きに変更しないようにしましょう。
似た名称の商品があるため、「Gi」の表記と品番、カラーを確認してください。
5.Joie アイ・スピン360 max キャノピー付
品番:38540/マーキュリー メッシュ
成長に合わせて使用モードを変更し、ジュニアシートの段階まで使いたい方の候補です。
後ろ向きは身長40〜105cm・体重2.5〜19kg、前向きは身長76〜105cm・生後15カ月以上・体重19kg以下が条件です。ブースターモードは身長100〜150cmに対応しています。
注意したいのは、使用モードによって固定方法が変わることです。乳幼児期のISOFIXでの取り付けと、ブースターモードの3点式シートベルトでの取り付けを区別してください。
また、幌を含めた寸法も確認し、回転時や乗せ降ろし時の空間を検討しましょう。
車関連の内容は、こちらの記事にもまとめています。
迷ったら、普段の使い方から候補を絞る
最初から価格だけで比べるよりも、毎日どのように使うかを決めると選びやすくなります。
車内スペースと操作性を比較したい: コンビ JS
別の車への付け替えも考えている: アップリカ 2223438
乗せるときの肩ベルトの扱いを重視したい: エールベベ BF145
低座面設計を実物で確認したい: サイベックス 524002305
ジュニアシート段階までの使用を考えたい: Joie 38540
これは機能をもとにした候補の分け方です。最終的には、車両への適合と子どもの使用条件に合う商品から選びましょう。
購入するときは、本体の型番に加え、カラー、付属品、納期、保証条件も確認してください。
よくある疑問
40アルファードなら、回転式はどれでも取り付けられる?
どれでも取り付けられるとは限りません。
同じ車名でも年式や座席仕様による違いがあります。車種適合情報の「アルファード」という名前だけで判断せず、型式や取り付け位置、注意事項まで確認しましょう。
シート保護マットは敷いてもよい?
車両とチャイルドシートの取扱説明書に従ってください。
厚いマットやクッションを自己判断で挟むと、指定された取り付け状態から変わる可能性があります。回転時の干渉を避けるために、座面をかさ上げする使い方はしないでください。
取り付けた後に2列目をスライドしてもよい?
取り付け条件によります。
座席を動かすことで、前席との間隔やサポートレッグの状態が変わる場合があります。車両と製品の説明書に従い、移動後も指定された取り付け状態になっていることを確認してください。
チャイルドシートがあっても3列目を使える?
取り付け位置や座席配置、利用する人によって使いやすさが変わります。
3列目を日常的に使う場合は、チャイルドシートを設置した状態で、停車中の乗り降りまで確認しておくと安心です。
購入前は「適合・回転・乗り降り」を確認しよう
40アルファードのチャイルドシート選びでは、取り付けられることに加えて、日常の乗せ降ろしまで確認することが大切です。
候補を絞ったら、車両への適合、子どもの身長・体重・月齢、回転時の干渉、前席と3列目の使い勝手を順番に確認しましょう。
2台設置する予定がある場合は、1台ずつの使いやすさだけでなく、家族全員の座る位置と移動経路まで考えて選んでください。

