奥祖谷二重かずら橋とは?秘境にある見どころや魅力を紹介
徳島県三好市東祖谷菅生にある、男橋と女橋の2本のかずら橋で、「夫婦橋」とも呼ばれています。約800年前、平家一族が剣山方面へ向かうために架けたと伝えられている橋です。高山に自生するシラクチカズラが使われ、現在は安全のためワイヤーでも補強されています。
祖谷のかずら橋よりさらに山奥にあり、気軽に立ち寄る観光地というより、時間をかけて奥祖谷まで足を延ばした人向けの場所です。実際に向かうと、橋を渡る時間よりも車での移動に時間がかかりました。
それでも、観光客が集中しやすい祖谷のかずら橋と比べると落ち着いて過ごしやすく、「せっかく祖谷まで来たから、秘境らしい場所まで行きたい」という人にはおすすめです。
奥祖谷二重かずら橋の見どころ・男橋・女橋と野猿体験
奥祖谷二重かずら橋は、祖谷のかずら橋よりも自然が豊かで、秘境らしい雰囲気を味わえる人気スポットです。男橋・女橋の2つのかずら橋を渡れるほか、野猿(やえん)など見どころも充実しています。初めて訪れる方は、以下の順番で巡るのがおすすめです。
① 男橋・女橋(二重かずら橋)
奥祖谷二重かずら橋を代表する見どころです。2本のかずら橋が並ぶ全国でも珍しいスポットで、それぞれ違った景色や揺れを楽しめます。
祖谷のかずら橋より観光客が少なく、自然の中でゆっくり橋を渡れるのが魅力です。秘境ならではの静かな雰囲気を存分に味わえます。
② 野猿(やえん)
二重かずら橋のもう一つの人気スポットが、人力でロープを引いて渡る「野猿」です。
昔の生活道具を再現したもので、自分の力だけで対岸まで移動する体験は、大人も子どもも楽しめます。
他ではなかなか体験できないため、訪れたらぜひ挑戦してみたいアクティビティです。
③ 清流と渓谷の景色
橋の下を流れる祖谷川は透明度が高く、美しいエメラルドグリーンの清流が広がります。
川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら散策できるため、観光だけでなく癒やしの時間を過ごせるスポットです。
④ 四季折々の自然
奥祖谷二重かずら橋は季節ごとに異なる景色を楽しめます。春は新緑、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して美しい自然が魅力です。
特に紅葉シーズンは橋とかえでのコントラストが美しく、祖谷エリアでも屈指の絶景スポットとして人気があります。
⑤ 静かな秘境の雰囲気
奥祖谷二重かずら橋の最大の魅力は、観光地化されすぎていない秘境らしい雰囲気です。
祖谷のかずら橋に比べて人が少ないため、ゆっくり景色を眺めたり写真を撮ったりできます。時間に余裕があれば、周辺を散策しながら自然を満喫するのがおすすめです。
奥祖谷二重かずら橋のおすすめ観光ルート
奥祖谷二重かずら橋は、男橋・女橋の2つのかずら橋や野猿(やえん)など見どころが点在しています。順番に回ることで、秘境ならではの自然と歴史をより満喫できます。初めて訪れる方は、以下のルートがおすすめです。
■ 王道ルート(初めての人)
駐車場
→ 男橋・女橋(二重かずら橋)
→ 野猿(やえん)体験
→ 清流沿いを散策・写真撮影
→ 周辺の自然散策
この順番で回ると、奥祖谷二重かずら橋の魅力を余すことなく楽しめます。
■ 奥祖谷二重かずら橋の回り方(目安60〜90分)
① 男橋・女橋(二重かずら橋)(20〜30分)
まずは奥祖谷二重かずら橋のシンボルである、男橋・女橋を渡りましょう。
2本の橋はそれぞれ雰囲気が異なり、橋の揺れや高さを体感しながら秘境らしい景色を楽しめます。
祖谷のかずら橋より観光客が少ないため、ゆっくり渡れるのも魅力です。
② 野猿(やえん)体験(10〜15分)
続いては、奥祖谷ならではの人気体験「野猿」に挑戦してみましょう。
ロープを自分で引きながら対岸へ渡る昔ながらの移動手段で、大人も子どもも楽しめる人気スポットです。
ここでしか味わえない貴重な体験として、多くの観光客に親しまれています。
③ 清流沿いを散策・写真撮影(15〜20分)
橋を渡ったあとは、祖谷川沿いをゆっくり散策するのがおすすめです。
透明度の高い清流と豊かな自然に囲まれ、橋をさまざまな角度から撮影できます。
新緑や紅葉の季節は特に美しく、写真映えするスポットが続きます。
④ 周辺の自然散策・周辺観光(15〜25分)
時間に余裕があれば、周辺の自然を散策しながらゆったり過ごしましょう。
奥祖谷は静かな秘境の雰囲気が魅力で、森林浴を楽しみながら四季折々の景色を満喫できます。
さらに足を延ばせば、「祖谷のかずら橋」「ひの字渓谷」「祖谷渓の小便小僧」など祖谷エリアの人気スポットも一緒に巡ることができ、半日〜1日かけて充実した観光を楽しめます。
奥祖谷二重かずら橋の混雑状況|空いている時間帯は?
奥祖谷二重かずら橋は、祖谷のかずら橋に比べると観光客が少なく、秘境らしい静かな雰囲気を楽しめるスポットです。ただし、紅葉シーズンや大型連休は駐車場や橋周辺が混雑することがあります。ゆっくり景色や自然を満喫したい方は、時間帯を選んで訪れるのがおすすめです。
■ 混雑しやすい時間
・土日祝の10〜15時
・ゴールデンウィーク
・お盆休み
・紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)
→ 特に昼前後は駐車場が混み合い、男橋・女橋や野猿の利用待ちが発生することがあります。
■ 空いている時間
・午前9〜10時頃(かなりおすすめ)
・平日の午前中
・15時以降
・雨上がりの日
→ 朝の時間帯は観光客が少なく、2本のかずら橋をゆっくり渡ることができます。静かな山々に囲まれた秘境らしい雰囲気を満喫でき、写真撮影にも最適です。
■ 混雑を避けるコツ
・開園直後を目指して訪れる
・大型連休や紅葉シーズンは平日を選ぶ
・男橋・女橋を先に渡り、野猿は後から楽しむ
・祖谷のかずら橋より先に訪れると比較的空いている
■ ポイント
奥祖谷二重かずら橋は、祖谷のかずら橋よりも観光客が少なく、ゆったりと自然を楽しめるのが魅力です。
滞在時間は60〜90分ほどあれば十分満喫できますが、紅葉シーズンは一年で最も美しい景色が広がる反面、駐車場や橋周辺が混雑しやすくなります。静かな秘境の雰囲気を楽しみたい方は、朝の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
奥祖谷二重かずら橋のアクセス・営業時間・基本情報
徳島県三好市にある「奥祖谷二重かずら橋」のアクセスや観光情報をまとめました。事前にチェックしておくことで、祖谷のかずら橋との違いを比較しながら、効率よく観光を楽しめます。
■ 住所
〒778-0201
徳島県三好市東祖谷菅生620
■ 入場料金
- 大人(中学生以上):550円
- 小学生:350円
※料金は変更される場合があります。
■ 営業時間
8:00~17:00
※冬季(12月〜3月頃)は積雪や道路状況により休園・営業時間が変更される場合があります。
■ アクセス(電車)
・JR土讃線「大歩危駅」から車で約50分
・JR「阿波池田駅」から車で約1時間20分
■ アクセス(バス)
・JR大歩危駅から四国交通バスで「久保」方面へ
・「久保」バス停で市営バスに乗り換え、「二重かずら橋」バス停下車すぐ
※本数が非常に少ないため、レンタカーや車での移動がおすすめです。
■ アクセス(車)
・徳島自動車道「井川池田IC」から約1時間30分
・祖谷のかずら橋から車で約40分
・大歩危・小歩危から車で約50分
■ 駐車場
無料駐車場あり
※普通車・バイクともに利用可能です。紅葉シーズンや大型連休は混雑する場合があります。
■ 公式サイト
https://miyoshi-tourism.jp/spot/24353/
■ 注意点
・冬季は積雪や路面凍結により通行規制や休園になる場合があるため、事前に道路情報を確認しましょう。
・祖谷エリアは山道が続き、カーブや道幅の狭い区間があるため、安全運転を心掛けてください。
・橋は足元の隙間が大きく揺れるため、歩きやすいスニーカーなどの靴がおすすめです。
・野猿(やえん)は人気の体験スポットなので、混雑時は待ち時間が発生することがあります。
・祖谷のかずら橋やひの字渓谷、祖谷渓の小便小僧とあわせて巡ると、祖谷エリアを半日〜1日かけて満喫できます。
奥祖谷二重かずら橋周辺で人気のお土産おすすめ5選
冨士屋 徳島銘菓 小男鹿 一棹
徳島を代表する蒸し菓子で、小豆、うるち米、山芋などを使った、しっとりした食感が特徴です。
一般的なまんじゅうより上品で贈答向きですが、羊羹のような強い甘さを期待すると少し物足りないかもしれません。
農家ソムリエーず おさっち。プレーン 300g
徳島県産の鳴門金時を薄く切り、素材の甘さを生かしたさつま芋チップスです。楽天市場の徳島県物産センターでも人気商品として掲載されています。
芋菓子と比較すると軽い食感で家族でも食べやすい反面、開封すると止まらず早くなくなるのがデメリット。手頃な価格帯で、車内や旅行後のおやつに便利でした。
谷ちくわ商店 竹ちくわ 8本包
竹に魚のすり身を巻き付けて焼いた、小松島名産の竹ちくわです。竹を持ってそのまま食べられ、一般的なちくわより香ばしさを強く感じられます。
鳴ちゅるうどん 二人前
細くて不揃いな麺と、あっさりしただしが特徴の鳴門市のご当地うどんです。コシの強い讃岐うどんと比較すると柔らかく、初めて食べると食感の違いに驚きます。
強いコシを求める人には好みが分かれますが、疲れて帰宅した日の軽い夕食には食べやすく感じました。
大野海苔 卓上のり
徳島県内で親しまれている、濃いめの味付けとパリッとした食感が特徴の味付け海苔です。楽天市場でも「徳島のソウルフード」として販売されています。
一般的な味付け海苔より味がしっかりしているため、薄味が好きな人には濃く感じるかもしれません。
奥祖谷二重かずら橋観光でよくある質問(FAQ)
奥祖谷二重かずら橋は何時間必要ですか?
橋を渡って駐車場へ戻るまで、45分~1時間が目安です。子ども連れや写真をゆっくり撮りたい場合は、1時間~1時間30分確保すると安心です。
祖谷のかずら橋と奥祖谷二重かずら橋は同じ場所ですか?
別の場所にあります。歩いて移動できる距離ではないため、両方訪れる場合は車での移動時間を含めて計画してください。
どちらのかずら橋がおすすめですか?
初めて祖谷へ行く人や、短時間で観光したい人には祖谷のかずら橋がおすすめです。静かな環境や秘境感を重視する人には、奥祖谷二重かずら橋が向いています。
奥祖谷二重かずら橋に駐車場はありますか?
無料駐車場があります。駐車場から受付や橋まで少し歩くため、移動時間も所要時間に含めてください。
奥祖谷二重かずら橋は子どもでも渡れますか?
渡れますが、橋の床板には隙間があり、揺れもあります。小さな子どもから目を離さず、大人がすぐ近くで支えながら渡りましょう。
奥祖谷二重かずら橋は雨の日でも営業していますか?
小雨で営業している場合もありますが、悪天候や増水、道路状況によって休業する可能性があります。当日の営業状況を確認してから向かうと安心です。
奥祖谷二重かずら橋は冬でも渡れますか?
12月から3月までは冬季休業です。冬の祖谷旅行を計画している場合は注意してください。
男橋と女橋はどちらが怖いですか?
男橋の方が長く、高さもあるため、一般的には男橋の方が怖く感じやすいです。高い場所が苦手な人は、比較的小さい女橋から様子を見るとよいでしょう。
まとめ|奥祖谷二重かずら橋は半日かけて秘境の絶景と野猿を満喫しよう
奥祖谷二重かずら橋の所要時間は、現地だけなら45分~1時間が目安です。ただし、祖谷のかずら橋からも離れており、カーブの多い山道を走るため、旅行全体では半日ほど確保しておくと焦らず楽しめます。
祖谷のかずら橋との大きな違いは、男橋と女橋の2本があること、観光客が比較的少ないこと、12月から3月まで冬季休業になることです。初めての祖谷旅行なら祖谷のかずら橋、静かな秘境感を求めるなら奥祖谷二重かずら橋がおすすめです。
少し注意したいのは、橋そのものの滞在時間より、現地までの運転に時間と体力を使うことです。予定を詰め込みすぎず、明るい時間に到着できるよう出発しましょう。
決してアクセスしやすい場所ではありませんが、山道の先まで足を延ばしたからこそ感じられる特別感があります。時間に余裕があるなら、祖谷のかずら橋とは違う空気を体験してみてください。
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