車用スマホホルダーは、スマホの機種だけでなく、車内の取り付け場所によって選び方が変わります。吸盤式、粘着テープ式、エアコン取付式では、設置できる場所や使い勝手が異なるためです。
この記事では、取り付け方法と充電機能が異なる5商品を紹介します。軽自動車・コンパクトカー・SUV・ミニバンなど、車種を問わず確認したいポイントを整理しました。
車用スマホホルダーはどこに付ける?取り付け位置の選び方
ダッシュボード周辺は素材と視界を確認する
吸盤式や粘着テープ式は、取り付け面の素材や形状が重要です。凹凸、曲面、柔らかい表皮などには、取り付けられない場合があります。
平らに見える場所でも、製品の取付条件を確認してください。エアバッグの展開場所や前方の視界を避け、スマホを付けた状態でスイッチやシフト操作に干渉しない位置を選びます。
エアコン吹出口は羽根の形状と周囲の空間を確認する
エアコン取付式は、吹出口があれば必ず取り付けられるわけではありません。縦型・横型・丸型などの形状に加え、羽根の厚さや奥行きも確認が必要です。
スマホの重さで羽根が下がらないか、ハザードスイッチを隠さないか、芳香剤とぶつからないかも見ておきましょう。スマホに温風や冷風が直接当たる使い方を避けるよう指定された商品もあります。
車用スマホホルダーおすすめ5選を比較
| 商品名・型番 | 取り付け方法 | 固定方法 | ワイヤレス充電 |
|---|---|---|---|
| カシムラ AT-97 | 吸盤式 | アームで挟む | なし |
| カーメイト SA24 | エアコン取付式 | スマホの重さで保持 | なし |
| エレコム P-CARS01BK | 粘着テープ式 | アームで挟む | なし |
| エレコム P-CARS13BK | エアコン取付式 | MagSafe対応の磁力固定 | なし |
| エレコム EC-QC13BK | エアコン取付式 | マグネット固定 | Qi2対応・最大15W |
この5点は、同じ車で固定力を実測して順位付けしたものではありません。取り付け方法とメーカー公表の対応条件を比較して選ぶための候補です。
1.カシムラ ワンタッチスマホホルダー 吸盤取り付け AT-97
スマホを置く操作でアームが閉じる、吸盤式のホルダーです。エアコン吹出口を使わず、取り付け可能な面から位置を調整したい人に向いています。
対応するスマホの目安は、幅60〜86mm、厚さ15mm以内、重さ300g以内です。ケースを装着して使う場合は、ケースを含めて確認してください。
ワイヤレス充電機能はありません。充電しながら使う場合は、スマホの充電端子にケーブルを接続できるかも確認しましょう。
2.カーメイト スマホルダー ウィングキャッチ エアコン取り付け ブラック SA24
スマホの重さを利用して保持する、エアコン取付式のホルダーです。スマホを縦向きで使い、日々の着脱を簡単にしたい人が比較しやすい商品です。
対応するスマホは幅55〜88mm、厚さ15mm以内、重さ220g以内が目安です。横向きでの使用には対応していません。
取り付けには吹出口へのクリップ固定に加え、周辺へのベースの貼り付けが必要です。また、メーカーはスマホ装着中に取り付け先の吹出口から送風しないよう案内しています。吹出口を閉じられるかも確認してください。
3.エレコム 車載スマホスタンド(テープ貼付)P-CARS01BK
粘着テープで取り付けるタイプです。取り付け場所を決めて使いたい人や、エアコン吹出口を空けておきたい人に向いています。
対応するスマホの目安は、幅45〜90mm、厚さ22mm以内、重さ200g以内です。厚めのケースを使える場合がありますが、大型スマホでは重量条件を超えることがあるため注意してください。
貼り付け前に、ダッシュボードの材質と取り付け可能な場所を確認しましょう。頻繁に場所を変えて使う用途には向いていません。
4.エレコム 車載マグネットホルダー(エアコン取付)P-CARS13BK
MagSafeに対応したiPhoneを磁力で固定するホルダーです。対応ケースを含めて270g以下が目安で、挟み込むアームを使わずに着脱したい人に向いています。
注意したいのは、磁力で固定する商品であり、ワイヤレス充電器ではないことです。充電する場合は別途ケーブルを接続します。
一般的なケースを付けた状態で、そのまま使えるとは限りません。使用するiPhoneとケースの対応を確認して選んでください。
5.エレコム Qi2規格対応ワイヤレス充電車載ホルダー(エアコンクリップ)EC-QC13BK
対応スマホを磁力で固定しながら、ワイヤレス充電できるタイプです。ナビ利用中の充電もまとめたい人が比較しやすい商品です。
Qi2対応機器では最大15Wで充電できますが、実際の充電速度はスマホや給電環境、温度などによって変わります。付属ケーブルだけで充電環境が完成するとは限らないため、必要な出力に対応するUSB電源も確認してください。
メーカーの使用温度範囲は0〜28℃です。夏場の高温になった車内では、先に車内を冷やすなど、指定された使用条件を守る必要があります。
購入前に確認したい3つのポイント
ケースを含めたサイズと重さを測る
スマホ本体だけでは対応範囲内でも、ケースやリングを付けると厚さ・重量の条件を超える場合があります。
アーム式では側面ボタンとの干渉、マグネット式ではケースの対応も確認してください。
磁力固定とワイヤレス充電を分けて考える
「MagSafe対応」と書かれていても、固定だけの商品があります。
充電が必要なら充電規格と対応機種を確認し、車側のUSB電源まで含めて選びましょう。
出発前に固定と操作の邪魔にならないかを確認する
停車した状態でスマホを取り付け、ぐらつき、ケーブルの引っ掛かり、スイッチや視界への干渉を確認します。
スマホホルダーを使っていても、運転中に画面を注視したり操作したりしてよいわけではありません。目的地の設定や位置調整は出発前、変更は安全な場所に駐車してから行ってください。
まとめ|取り付け場所を決めてから対応商品を選ぼう
エアコン吹出口を使いたくない場合はAT-97やP-CARS01BK、吹出口に取り付けたい場合はSA24・P-CARS13BK・EC-QC13BKが候補です。
そのうえで、スマホのサイズと重さ、ケースへの対応、充電の必要性を確認しましょう。車種名だけで判断せず、自分の車の取付場所とスマホの両方に合う商品を選ぶことが大切です。

