万福寺で少し戸惑ったのは、山門へ続く細い路地でした。駐車場には着いたものの、「この道で合っているのかな」と思い、案内を確かめながら歩いたのを覚えています。
その先の境内で出会ったのは、親しみのあるえびすさまの姿と、お寺の方の丁寧な応対でした。今回は、車で訪れたときの入口の様子から、本堂で過ごした時間までを紹介します。
※現地の描写は訪問当時の記録です。
万福寺(まんぷくじ)は、淡路島観光協会では「萬福寺」と表記されている寺院です。淡路島七福神では恵美酒太神をお祀りし、商売繁盛や海上安全などを願う霊場として紹介されています。
七福神の像を見比べるときには、えびすさまが持つ鯛や釣り竿に注目してみてください。名前だけを覚えて巡るより、それぞれの姿とお寺が結びつきやすくなります。
淡路島観光協会の萬福寺案内には、淳仁天皇陵を守る僧の宿院としての由緒も掲載されています。住宅街の中にあるお寺ですが、その場所には長く続く祈りの背景があります。
大きなえびすさまと、地域に開かれたお寺の印象
境内から本堂へ進むと、えびすさまの像が強く印象に残りました。元の訪問時には大きな木像についてお話を聞きましたが、大きさの全国順位よりも、間近で姿を見ながら参拝できたことが記憶に残っています。
平日の訪問では、地域の小学生が学んでいる姿も見かけました。観光客だけが訪れる場所ではなく、地元の日常ともつながっているお寺なのだと感じた場面です。
人がいる場所を撮影するときは、ほかの参拝者や子どもが写り込まないよう配慮したいものです。本堂内の撮影や像に触れる行為は、お寺の案内を確認してください。
車で訪れた日の流れを、四つの場面で紹介
県道から駐車場へ。住宅街では案内を確かめる
私が訪れたときは、県道76号から住宅街の中へ進みました。駐車場は比較的広いと感じましたが、その印象と、寺院周辺の道路幅は別です。ナビだけを追って急に曲がらず、案内看板と歩行者を確認しながら進みましょう。
駐車後は細い路地を歩き、山門を探す
山門に向かう入口は、一見すると少しわかりにくい場所でした。私は案内を確認しながら細い路地へ入り、門にたどり着きました。駐車場の場所だけでなく、「車を降りてからどちらへ歩くか」を確認すると迷いにくくなります。
境内の像を見ながら、受付の案内を待つ
門を入ると、広さだけでは測れない見どころがありました。恵比寿さまや観音像などに目を向けながら進むと、短い距離でも立ち止まる場面があります。訪問時は手水舎の水が出ていなかったため、設備がいつでも同じ状態で使えるとは考えず、現地の案内に従ってください。
お勤めと法話は、次の予定を急がずに聞く
お寺の方には、お勤めと法話に加えて、いろいろなお話をしていただきました。私にとっては、えびすさまを見ることと同じくらい、この応対が参拝の印象を形づくっています。受付では七福神めぐりで訪れたことを伝え、参加の流れを確認しましょう。
本堂での参拝時間と、えびすさまに託す願い
本堂に入ったら、まず案内された場所で落ち着いて参拝します。大きな像に目を引かれても、写真や見学を優先してほかの方のお参りを妨げないようにしたいところです。
所要時間の目安は約30分
私の訪問記録では約30分を目安にしています。駐車場からの道を確認したり、法話の順番を待ったりすると、その分の時間が必要です。
複数の寺院を巡る日に「予定より数分遅れたから」と本堂で慌てるより、移動や昼食の予定に余白を残しておくほうが、参拝そのものを楽しめます。
商売繁盛だけでなく、日々の営みを思う参拝に
えびすさまには商売繁盛や漁業・海上安全などの信仰があります。仕事に関わる願いだけでなく、毎日の暮らしを支える人や営みを思い浮かべてお参りするのもよいでしょう。
像にまつわる言い伝えを聞くことがあっても、病気の治療効果などを確約するものではありません。伝承は伝承として尊重し、その場で教わる意味に耳を傾けたいお寺です。
万福寺の所在地と、賀集周辺で組み合わせる参拝先
| 項目 | 案内 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県南あわじ市賀集鍛治屋87-1 |
| 電話 | 0799-54-0244 |
| 七福神 | 恵美酒太神 |
| 駐車場 | 訪問時は近隣の駐車場を利用。利用場所は現地案内を確認 |
| 受付・奉納金 | 当日の受付時間、七福神参拝料、宝印代などは寺院へ確認 |
参拝時間や料金は、過去の訪問時の数字だけで判断せず、必要に応じて電話で確認してください。法話に参加したい場合は、その旨まで伝えると確認がスムーズです。
同じ賀集エリアで組み合わせるなら、護国寺の布袋尊と参拝の流れが参考になります。南あわじでもう一寺を考える場合は、覚住寺の毘沙門天とお願いわらじも確認してみてください。三寺は同じ七福神めぐりでも、参道や堂内で目に留まるものが異なります。
南あわじの旅から持ち帰りたい、食卓向けの品5つ
参拝後に淡路島の味を選ぶなら、お菓子以外の食品にも目を向けてみてください。以下は楽天市場に掲載されている商品です。万福寺で販売・授与されている品という意味ではありません。
1.あわじ大江のり 48枚入り
ご飯に添える品を探すなら、あわじ大江のり。こちらは48枚入りの1本商品で、自宅用に少量から試したい方に向いています。ピリ辛の味付けなので、辛さの好みには注意してください。
2.淡路島手延べそうめん 御陵糸 500g
淡路の麺を食卓で楽しむなら、手延べそうめんの御陵糸。500g入りは、大きな贈答箱を選ぶ前に家族で試してみたいときにも検討しやすい量です。
3.淡路島玉ねぎドレッシング 150ml
野菜をよく食べる家庭には玉ねぎドレッシングも候補です。150mlのため、使い切るペースを考えて選びやすく、開封後は容器の保存表示に従ってください。
4.淡路島の藻塩 120g
料理好きな方へ渡すなら、淡路島の藻塩という選び方もあります。塩そのものを比較してみたい方に向く品で、健康効果を期待して選ぶ商品ではありません。
5.たこちりめん素焼きせんべい 15枚入り
食事用の品におやつも添えるなら、たこちりめん素焼きせんべい。柚子胡椒風味のため、甘い菓子よりおつまみに近い味を好む方への候補になります。
七福神の読み方
・八浄寺(はちじょうじ) 大黒天(だいこくてん)
・裕福の神様
・御真言:おんまかぎゃらやそわか
・智禅寺(ちぜんじ) 弁財天(べんざいてん)
・知恵の神
・御真言:おんばざらゆせいそわか
・覚住寺(かくじゅうじ) 毘沙門天(びしゃもんてん)
・勇気の神
・御真言:おんべいしらまんだやそわか
・万福寺(まんぷくじ) 恵美酒太神(えびすたいしん)
・律儀の神
・御真言:なむえびすたいじん
・護国寺(ごこくじ) 布袋尊(ほていそん)
・和合の神
・御真言:おんまいたれいやそわか
・長林寺(ちょうりんじ) 福禄寿(ふくろくじゅ)
・大望の神
・御真言:おんまかしりそわか
・智禅寺(ちぜんじ) 弁財天(べんざいてん)
・知恵の神
・御真言:おんそらそばていえいそわか

