錦帯橋は、山口県岩国市を流れる錦川に架かる、日本を代表する木造橋です。1673年、岩国藩主・吉川広嘉によって架橋され、その美しさと技術力から「日本三名橋」のひとつに数えられています。最大の特徴は、五つの木造アーチが連なる独特な構造で、釘をほとんど使わず、木材の組み合わせだけで強度を保っている点です。
錦川は増水しやすく、過去には何度も橋が流されてきました。しかし、そのたびに改良が重ねられ、現在の五連アーチ構造にたどり着いたといわれています。この構造により、洪水時には水の抵抗を逃がし、橋全体への負担を軽減する仕組みが生まれました。まさに、自然と共存するための知恵が詰まった橋です。
現在の錦帯橋は1950年の流失後に再建されたものですが、伝統工法を忠実に再現し、定期的な架け替えや修復を行いながら保存されています。橋の上から眺める錦川と周囲の山々の景色は格別で、四季折々に異なる表情を見せます。単なる移動手段ではなく、日本の美意識と技術の結晶として、多くの人を魅了し続けています。

錦帯橋 の観光情報
錦帯橋は、山口県岩国市を流れる錦川に架かる、日本三名橋のひとつです。
現地に到着すると、五連の美しい木造アーチが川にかかる姿が目に入り、写真で見る以上に存在感がありました。実際に近くで見ると、橋全体の曲線の美しさがよく分かります。
橋を渡ると、緩やかなアーチの起伏と木の感触が足元に伝わり、景色と一体になって歩いている感覚を味わえました。ただし、訪れた日は雨で橋が濡れており、場所によっては少し滑りやすく感じました。雨の日は特に滑りにくい靴で行くのがおすすめです。
駐車場は石畳の場所が多く、実際に歩くと段差がかなりあります。足元は少し注意したほうが安心です。橋を渡った先には、飲食店や食べ歩きできる店がいくつかあり、散策の合間に立ち寄れるのも良い点でした。
また、橋を渡って戻る際に周辺を少し歩いてみると、道は狭いものの、お土産店も点在していて、短時間でも街歩きを楽しめました。桜の季節や連休は混雑しやすいため、朝早めか夕方以降に訪れると、比較的落ち着いて散策できます。
歴史・景観・技術美を同時に体感できる、山口を代表する名所です。


周辺のグルメやお土産情報
錦帯橋周辺には、岩国寿司や瓦そば、地元食材を使った和食店が点在しています。川沿いの食事処では景色を眺めながら食事ができ、観光気分も高まります。お土産には、岩国れんこん加工品、日本酒、錦帯橋モチーフの和雑貨が人気。城下町らしい品揃えも魅力です。
所要時間:
橋を渡るのみ:15〜20分
写真撮影・周辺散策:45〜60分
岩国城・ロープウェー含む:2〜3時間
基本情報とアクセス
住所
山口県岩国市岩国1丁目
アクセス
車
・山陽自動車道「岩国IC」から約15分
電車
・JR山陽本線「岩国駅」下車
・駅からバスで約20分
バス
・岩国駅前から路線バス
・「錦帯橋」下車すぐ
拝観料(渡橋料)
大人:310円
小学生:150円
※往復料金
見学時間
8:00〜17:00前後
※季節・ライトアップ期間により変更あり
駐車場
周辺に有料駐車場あり
桜・連休シーズンは満車注意
一年間の混雑・空いている時期(目安)
混雑を避けるためのアドバイス
おすすめ時間帯
平日:9:00〜10:30
土日祝:朝一番または夕方以降
避けたい時間帯
11:00〜15:00
観光バス到着時間帯
ポイント
朝は写真が撮りやすい
雨天は比較的空きやすい
混む時期
桜の季節(3月下旬〜4月上旬)
GW
紅葉シーズン
週末・連休
空いている時期
1月〜2月(平日)
6月(梅雨時期)
11月下旬(紅葉後)
静かな雰囲気で、錦帯橋本来の美しさを堪能できます。
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